「今月は毎朝ランニングをしよう!」と意気込んで、ベビーステップを使いながら最初の1週間を乗り越えました。
「今日も走るぞ!」と意気込んで早起きしてみたものの、聞こえるのは雨の音。
しかもかなり激しそう…。
このような状況で「続かない人」はどのような行動をとってしまうのでしょうか?
一報、「続く人」はどのように準備しているのでしょうか?
「続く人」は、雨が降った時の「例外ルール」をあらかじめ設定しておきます。
習慣化をルールだけでがんじがらめにしてしまうと、「ゼロか100か?」「やったかやらないか?」という基準しかなくなり、雨が降った場合は「できなかった」となりがちです。
しかし、イレギュラーな状況への対処法を曖昧にせず「例外ルール」を事前に設定しておくことで、必要以上に無力感を味わうことがなくなるのです。
例外ルールを決めるためのコツがあります。
それは、「状況と対処法をセットで考えておく」という事です。
例えば、「毎朝5キロランニングをする」ことを目標にしている場合は、次のような方法があります。
・雨が降っている(状況)→筋トレやストレッチをする(対処法)
・体調が悪い(状況)→無理せずに休むことに専念する(対処法)
・急な予定が入ってしまった(状況)→その日は走るのをやめ、普段5キロ走っているところを週末に10キロ走る(対処法)
どれだけ上手に行動をパターン化しても、必ずイレギュラーはあります。
相場も必ずセオリー通りに動くとは限りませんよね。
特に外を走るランニングをするのなら、雨の日を避けることはできません。
自然に逆らわずに柔軟に対応していくことも、習慣化には重要な事です。
その他の習慣なら、次のような例外ルールが考えられます。
・資格学習をしたいが、仕事で疲れている(状況)→帰りの電車で動画講座を見る(対処法)
・読書をしようと思った、本を忘れてしまった(状況)→電子書籍で読めるようにしておく(対処法)
・日記を書こうとしたが、書くことが思いつかない(状況)→その日よかった出来事を1行だけで書いておく(対処法)
では例外ルールを決めておかないとどうなるのでしょうか?
私たちは面倒くさがりな生き物です。
なので、「雨が降っているな…どうしようかな。いいや、今日は休もう」と簡単な方に流れてしまいがちです。
すると「あー、自分で決めたことを守れなかった」という罪悪感を覚えます。
そうなれば、モチベーションが下がり、継続への熱が冷めてしまうわけです。
こうして、イレギュラーで行動をやめてしまうと、そこからモチベーションが下がり、挫折への道が待っています。
なので、最初から例外ルールを決めておくことが大切です。
例外ルールがあれば、「雨だからランニングを休んだ」という事実は同じでも、「自分で決めて休んだ」ということになるので、ストレスを感じることはありません。
むしろ、自分が決めた計画をきっちりと実行できたと感じるので、気持ちの上では自己肯定感さえあります。
確かに、習慣化に重要なのはパターン化です。
しかし、常に一定のパターンで継続できないからこそ、そこに難しさが出てくるわけです。
ですから、パターン化した後は、例外ルールを上手に活用しながら、柔軟に対応していきましょう。
それが、続ける行動に刺激を与え、かえってパターン化を強化することに繋がります。
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