優越コンプレックスとは「実際には優れていないのに、優れているふりをする」ことです。

 

それはまるで背が低い人がつま先立ちで歩くかのようです。

 

優越コンプレックスの人は、持っているエネルギーを本来注ぐべきところへ注がずに、間違ったところへ注ぎます。

 

つまり、えらく、立派で、強く、優れた人に「なる」ための努力をせず、「実際よりもよく見せる」ことにエネルギーを注ぐのです。

 

なんの努力もしないので、当然ながらいつまでたっても優れた人なることはできません。

 

そして、強い劣等感は永遠に続くのです。

 

それだけではありません。

 

このごまかしはありとあらゆる面で、自分の精神をむしばみます。

 

人の目と評価ばかりを気にしているので、強い緊張が続き、挙動は不自然になります。

 

ごまかしにエネルギーを奪われるため、本来の課題解決に努める力がなくなり、くたびれてはててしまいます。

 

さらには、いつも強がりを言い、いかに高く評価されるかばかりを考えているため、周囲の人から嫌われてしまい、対人関係の衝突を繰り返します。

 

優越コンプレックスというごまかしは、何一ついいことがありません。

 

こうならないように、ごまかしにより課題解決の先延ばしをやめて、立ち向かう道を選びましょう(^^)/

 

 


 

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