自分に敏感すぎる気質があると気づいて認めること。
そこからが楽に生きること、楽な人間関係を始まりです。
敏感すぎる気質とは、
・ほかの人が自分をどう見ているか気になる
・隣の人の資料を机の上に置く音にびくっとしてしまう
・大勢の人と集まったとき、ほかの人たちは楽しそうなのに、自分だけひどく疲れてしまう
・頼まれごとは何でも引き受けてしまって自分だけいいように利用されていると感じてしまうことがある
このように他の人よりも小さいことを気にしすぎて敏感に反応してしまう気質のことです。
でも敏感すぎる気質は変えることはできないし、変える必要もありません。
敏感さは裏を返せば素晴らしい感性やイマジネーションの持ち主であるともいえます。
クリエイティブさが要求される芸術家や科学者、慎重さが要求される、医師や弁護士、人の気持ちへの理解が求められる、教師やカウンセラーなど特性を生かせる職業で活躍している方も多くいらっしゃいます。
問題は、デメリットの部分とどう付き合っていくかです。
そのために有効な手の一つとして「カミングアウト」があります。
「カミングアウト」というと、大げさに聞こえますが、何も会社の朝礼で、全員に向けて声を大にして伝える必要もないですし、SNSなどで一斉に周知する必要もありません。
まずは身近な人で、自分の話を聞いてもらえる人に、言えばいいです。
例えば、体温に敏感な人なら周りの人に伝えて、空調の温度を変えるようにすればいいです。
苦手なものをコントロールできるようになれると、その苦手なものとうまく付き合っていくことも出来ます。
そのためには、自分が何に敏感すぎるのかを「カミングアウト」できていると、周りの人の理解も早いです。
問題を先延ばししないためにも、楽な場所を作るためにも、ご家庭や職場で、「カミングアウト」してみることをお勧めします。
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