早起きやダイエット、運動などの習慣。

 

これらの習慣化は、なぜ挫折してしまうのでしょうか?

 

大きな理由の一つは「即効性がないから」です。

 

「早起きが難しい」という人は多いと思います。

 

でも、「早起きすると、大好きな女優さんや俳優さんに会える」と言われると、起きれない人はいないと思います。

 

同じように、旅行へ行くのに早起きしなければいけないとなると、早起きができるものです。

 

なので、早起きができる能力が足りなくて、早起きができないのではありません。

 

多くの場合は「早起きしてもメリットをすぐに体感できないので、効果が出るまで続けられない」というのがほとんどです。

 

つまり、早起きするための意欲が不足しているのです同じようなことが、ダイエットや運動にも言えます。

 

ではそのような「遅行性の習慣」を定着させるためには、どうすればいいのでしょうか?

 

それは、ターゲットにする習慣のポジティブな面とネガティブな面の両方をイメージすることです。

 

未来をありありとイメージすることで、意欲を高めていくのです。

 

未来をイメージするには、自分自身に「ポジティブアプローチの連続質問」と「ネガティブアプローチの連続質問」をすると効果的です。

 

「ポジティブアプローチの連続質問」は「それができたら、次はどうなる?」という質問を繰り返していくアプローチです。

 

例えば、「ダイエットしたい」という目標があるとします。

 

そうしたら、まずは「ダイエットに成功したら、次はどんないいことがある?」質問します。

 

その答えが、「これまでに着られなかった服を着られるようになる」だったとします。

 

次に「では、着たかった洋服が着られるようになったら、次はどんないいことがある?」というように質問をします。

 

このように質問への回答に対して、「それが実現したら、次はどんないいことがある?」

 

というように質問を繰り返していくのです。

 

最終的に、ダイエットが成功したイメージとして、100歳まで健康に生きている自分をイメージするかもしれませんし、異性に好感を持たれる自分をイメージするかもしれません。

 

このようなポジティブなイメージを、どんどん膨らませていくのです。

 

少なくとも10回以上は「質問→回答」を繰り返していきましょう。

 

すると、これまで自分で考えていなかったようなプラスの未来まで想像することができます。

 

結果として「遅行性の習慣」に取り組むことに対してやる気が高まり、「続く人」になっていくのです。

 

一方で、「ポジティブアプローチの連続質問」だけでは、うまくいかない場合もあります。

 

その時は「ネガティブアプローチの連続質問」も試してみましょう。

 

「ネガティブアプローチの連続質問」は、先ほどは反対に「もしそれができなかったら、次はどんな悪いことが起きる?」という質問を繰り返す方法です。

 

同じくダイエットを例にとると、「ダイエットができなかったら、どんな悪いことが起きる?」という質問になります。

 

こちらも質問を繰り返していくことで、ダイエットができなかったネガティブな未来をイメージすることができます。

 

決して楽しい手法ではありませんが、「こうなるのは嫌だ」という感情は危機感を高めます。

 

それが、「変わりたい」という意欲を高め、人を動かす強力なパワーになるのです。

 

自分のタイプやターゲット習慣に合わせて、「連続質問」に取り組んでみましょう。

 

未来のイメージから「快・不快」を感じることで、遅行性の習慣に維持性を持たせることができます。

 

余裕があれば、両方の連続質問にトライすることもお勧めです。

 


 

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