やめられる人は、完璧を目指しません。

 

なので、準備も計画も不要なのです。

 

とにかく一度やめてみることがポイントだとわかっているのです。

 

一度やめてみて、不便を感じたり、ハードルが高すぎたら、そこから創意工夫していく。

 

やめられない人は、「完璧にやめられないから、今はやめない」と考えます。

 

例えば、

 

・今の職場では自分のやりたい仕事はできないから、転職するまでは、やらされ仕事でも仕方ない。

 

・今日はストレスがたまっていて、お酒が必要だから、禁酒は明日からにする。

 

・夜食をやめたいけど、お土産にもらった特別なお菓子があるから、今日はやめない。

 

といった感じです。

 

または、「やめる準備が完璧にできていないから、やめない」と考えます。

 

例えば、

 

・仕事の抱え込みをやめたいけれど、まだ後輩に仕事を任せられる状況にないから、今はやめられない

 

・お酒をやめたいけれど、お酒の代わりに飲む炭酸水を買っていないから、今日は禁酒しない。

 

・夜食をやめたいけれど、今日は夜ご飯をしっかり食べていなくてお腹がすているから、今夜はやめない。

 

といった具合です。

 

実際に試してみないと、何が必要かわからないことは、世の中には山ほどあります。

 

自転車に乗れるようになった時のことを思い出してほしいのです。

 

自転車に完璧に乗れる準備ができてから自転車に乗ったとしても、簡単に乗れるようにはなりません。

 

なぜなら、転んだり、すりむいたり、倒れたり、ふらついたり、失敗や試行錯誤のプロセスが必須だからです。

 

膝をけがしないように短パンではなくて長ズボン、足のけがを避けるためにサンダルではなくて靴、ヘルメット、手袋、必要に応じて用意していったはずです。

 

やめられない人は、試行錯誤せずに一気に自転車に乗ろうとしているようなものです。

 

失敗や試行錯誤のプロセスなしではやめられないのですから、いきなり完璧を目指すと永遠にやめるというアクションが取れません。

 

「完璧にやめよう、完璧な準備ができてからやめよう」と考えてやめないでいるのと、中途半端かもしれないけれどやめることを繰り返して数か月後にびしっと辞められるようになるのとでは、どちらが「完璧」に近づくでしょうか?

 

やめるために必要なのは、とにかく一度やめてみることです。

 

最初のハードルを限りなく低くすることです。

 

三日坊主で挫折してもいいし、失敗してもいいのです。

 

大事なのは、「まずやめてみる」という一歩を踏み出すことです。

 

完璧な準備ができるまで待とうとは、考えない事です。

 

一度やめてみて、うまくいかなかったら、軌道修正すればいいのです。

 


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