今日は、「笑い」が自分に及ぼす影響についてお話しします。
人間の脳は、思考に伴って感情が生まれると考えられてきましたが、逆も真なりです。
悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しくなるというようなことです。
これは最近の科学実験でも立証されています。
私は過去に仕事とアルバイトの板挟みで、うつ病に近いものになってしまったことがあります。
病院にも通っていました。
その時に、主治医から。「(苗字)さんもう少し背筋を伸ばして歩いたほうがいいですよ。」と言われました。
当時の私は背中を丸めて、あたかも病人のような表情で、歩くスピードもすごく遅かったです。
そして時々、ため息をついていました。
このような状態では、健康な人間でも病気になってしまいます。
背筋を伸ばし速足で歩くと、少しくらいの病気なら吹っ飛びます。
人間の脳は同時に2つの感情を感じることができません。
試しに、悲しい気持ちでスキップしてみてください。
スキップは明るい感情表現です。
スキップしながら暗い感情にはならないはずです。
笑う事により、今の状況は楽しいのだと認識し、多少の悩み事も軽減されます。
なので自発的に笑うようにしてください。
笑顔は運気を高めます。
もう一つ、笑いが自分に及ぼす影響のお話をします。
それは笑うことにより、緊張が解け、リラックス状態になることです。
リラックスと幸運。
一見無関係なようですが、実は運のいい人はリラックス状態の時間が長いのです。
緊張状態では正しい判断ができません。
緊張状態では限られたデータから判断を下すことになります。
極度の金状態では、判断すら下せません。
一方リラックス状態のときには、目の前のデータ以外にも、過去の大量のデータから判断することもできます。
場合によっては、過去のデータベースにないアイデアまで生まれてきます。
画期的な発明や発見は、ほとんどがリラックス状態のときに生まれたものだと思います。
緊張は意識しなくても自然に訪れます。
しかしリラックスは意図的に行動しないと生まれません。
太古の昔、人間係をして生活していた時代が長く続きました。
お腹がすくと狩りに出ます。
お腹がすくことで緊張が生まれます。
緊張が高まった状態で仮に出て獲物を捕らえます。
そして、獲物を食べると、お腹がいっぱいになりリラックスします。
リラックスした状態で、仮に出ると獲物を捕らえるどころか、逆にやられてしまいます。
お腹がすく(緊張)は自然に起こります。
そして、獲物を獲得(リラックス)するのは行動しないと成しえません。
「笑う」という行為(リラックス)も、自発的に行う事で効果が得られます。
私は朝顔を洗うときに、鏡を見て笑うようにしています。
この習慣を始めたころ、昔働いていた会社で大きなトラブルがあった時は、内心「笑っている場合じゃない!」と、情けなくなるようなこともありました。
でも笑い終わると、不思議と今悩んでいることがちっぽけな事のように思えて心が明るくなったのです。
更に意図的に笑うと、免疫力を上げる効果もあるそうです。
毎朝、鏡の前でわらうことは、日常において、笑顔を作る練習にもなります。
是非一度試してみてください!
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