人からかっこよく見られたい。
そう思うことってありませんか？
「かっこ悪い自分を見られたくない」という心理は、だれもが持っていますから、かっこ悪いよりも、かっこよく見られたいと思うのは、至極当然のことだと思います。
誰でも、多かれ少なかれ、他人からの評価を気にする傾向があります。
そして、こだわりを持つことも悪いことではありません。
ただ、あまりにも、かっこよさだけにこだわると、失敗するのが怖くなります。
そして失敗を失敗と認めることもできなくなるため、いつまでも変わることができない引きずる人になってしまうのです。
自分に自信がない人ほど、周りの目を気にしてかっこ悪いと思われたくないため、かっこよさだけを求める傾向があるのかもしれません。
ですが、私が今まで見てきたはね返す人は、人間関係においても見栄や虚勢を張りません。
あっけらかんと、自身の失敗を話す人が多いです。
かっこつけずに自分をさらけ出せば、親切な人がアドバイスしてくれることもあります。
無理なく自然体で、かっこ悪さを見せられるぐらいの余裕があるほうがいいのです。
例えば、パナソニックの創業者の松下幸之助さんのことを思えばわかりやすいのかもしれません。
自身の成功の秘訣を「学歴がない、体が弱い」ことを挙げていました。
学歴がないから、少しでもわからないことは周りの人に聞くことができ、体が弱いから、自分一人で何とかしようとは思わなかったというのです。
かっこいいかどうかはだれかが決めるものではなく、自分自身が決めるもの。
人にかっこいいと思われるようとするより、自分がかっこいいと思える信念を持つ、はね返す人になれば、周りからもかっこいいと思われるかもしれませんよ。
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