皆さんは今までに、お笑い芸人の突っ込みのように「真面目か!」や、他人から「まじめだね~」と少し含みがあるように言われた経験はありませんか?

 

これはくそ真面目とか、生真面目、要するに真面目過ぎると言われているようなもの。

 

結局、臨機応変さがなく、考え方が固いという意味でしょう。

 

真面目過ぎて、何事も真剣に考えてしまう。

 

私もかつてはそうでした。

 

そういう考えをもってしまうのは、物心ついたころから、親や学校で「何事もまじめであるべき」と、まさに真面目であることがいいかのように植え付けられていたからでしょう。

 

もちろん真面目さは、仕事や勉強、私生活等あらゆる物事において、重要な姿勢や考え方であることは間違いありません。

 

しかし、真面目過ぎるのも考え者です。

 

何事もまじめにとらえすぎてしまって、自分自身を苦しめかねないからです。

 

真面目過ぎる人は完璧主義な人と同様に、真剣に取り組むからこそ、「絶対に失敗してはいけない」という考え方になりがちです。

 

その為、うまくいけばいいのですが、ひとたび失敗してしまうと、ショックばかりが本人の中で大きく膨れ上がって立ち直れなくなることすらあります。

 

「小さいころから、あこがれていた大学に落ちてしまった」

 

「こんなに努力したのに、振り向いてもくれないから、恋愛の事を考えるのをやめよう…」

 

皆さんにもこんなことはありませんか?

 

真剣に頑張っている分一つの失敗で、これまでに積み重ねてきたものが崩れ落ちてしまうように思うのかもしれませんが、そんなことはありません。

 

更に自分の失敗が許せないと感じるのも、あなたが自分に対して厳しく、高いハードルを課しているが故の事です。

 

私自身もそれに気づくまでは、真面目に悩みすぎて、失敗を引きずることがありました。

 

そこで「真面目過ぎる」という考え方を変え、失敗をはね返す人になるには、逆に「あえて不真面目になれる人」の考え方を参考にしてみることがポイントなのです。

 

失敗は変えられない過去の単なる一つの事実でしかありません。

 

そんなことを真面目に悩み、クヨクヨ考えているよりも、真剣に考えるべきことは、その事実を今後どう生かせるようにすればよいかだけ。

 

その為には、あえて適度な息抜きや手抜きをやってみる「今日はちょっとだけさぼってみよう」とか「力を抜いてやってみようといったように少し不真面目な部分を意識してみることが大切なのです。

 

失敗をはね返す人は不安や心配しすぎることがなく、適当にも考えてみることができます。

 

不真面目で容量が良い人を見れば気楽でよいと感じてしまうかもしれません。

 

ですが、私の場合も、真面目に不真面目なふりをしているだけであって、自分で言うのもなんですが、真剣に一生懸命です。

 

それに不真面目に見えて、もし引きずらない人がいたとしても、実際のところは「根は真面目」という人がほとんどです。

 

あくまで真面目過ぎると失敗を引きずりへこみやすいということであって、それ以外では真面目さは強力な武器になりますので、不真面目になれという事ではありません。

 

真面目過ぎる人は、そのことにも注意しておきましょうね。

 


 

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