皆さんはお世辞がうまいほうですか?
下手な方ですか?
歯の浮くようなお世辞を言うのは気が引けますよね。
でも会社でお世辞も言わずに、言いたいことを自由に言って運気を落としている人はたくさんいます。
本人は正しいことを正直に話しているつもりですが、正しさというのは人によっても、場合によっても、時代によっても異なるという事を知っておきましょう。
お世辞を言う人が運気のいい人です。
このように話すと、「私はおべっかを使ってまで出世したくない」という人がいます。
しかし私たちは、自分の欲しいもを手に入れるために、無意識に多くの「おべっか」を使っています。
商売人はお客様に「おべっか」を使っています。
男性は好きな女性に、子供ですらほしいおもちゃを手に入れるために、両親に「おべっか」を使う事があります。
しかし、一口に褒めると言っても何をほめればいいのでしょうか。
いい加減にほめると「よいしょ」や「おべんちゃら」に聞こえ、かえって評判を落とすこともあります。
ほめるコツは、相手に興味を持つことです。
相手に興味を持って観察し、相手の「変化」をほめましょう。
キーワードは変化です。
相手の「変化」をほめると、自動的に、相手に興味があると伝えることにもなります。
ビジネスであれば、「今日の○○さんのネクタイ素敵だね!」等、プライベートであれば、「髪の毛切ったの!めっちゃいいね!」等。
この「今日の」や変化に気づくことがポイントです。
「今日の」というくらいですから、過去の課長のネクタイにも興味があったことを示しています。
単にネクタイや髪形をほめられるより、「今日の」を付け加えることや変化に気づくという事を見せることで、一時的なお世辞ではなく、以前から自分のことを注目してくれている事が分かり、真実味が増します。
単にほめるのではなく、変化に注目してください。
変化を指摘されると、「おべんちゃら」や「よいしょ」には聞こえません。
当然その前提には、常に相手に興味を持ち、観察することを忘れてはいけません。
本心で思っていないことは、必ず相手に伝わります。
相手の「いつもと違う」という変化のアンテナを高くしておきましょう。
運気を高めるためには、人に興味を持つことです。
人に興味を持つと、自然に質問したくなります。
人から質問されるとうれしいものです。
質問内容は、趣味や休日の過ごしかた、好きな新聞や雑誌、本など、どんなことでも構いません。
皆さんも人に興味を持ち、変化をほめてあげてください。
そしてどんどん質問をして見てください。
そうすることで間違いなく運気は上がるでしょう。
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