「頭ではやろうと思っていても、いざやろうとすると体が動かない」

 

そんな時はありませんか?

 

そんな時に私がお勧めしたいのが、「ひとまず4分だけでいいので、タイマーで測って取り組んでみる」と言うことです。

 

なぜ4分間なのか。

 

理由は「ズーニンの初動の4分間の法則」を活用しているためです。

 

「ズーニンの初動の4分間の法則」とは、アメリカの心理学所レナード・ズーニン氏が提唱した理論です。

 

「物事への取り組みは最初の4分間がそのあとの行動に大きな影響を与える」という理論です。

 

つまり取り掛かる前は「面倒だな」と思う行動でも、とにかく最初の4分間を乗り越える。

 

そうすれば、そのあとの行動が進んでいくという事なのです。

 

行動を立ち上げる場合、初動にも最もエネルギーを使います。

 

自転車を漕ぎだすときと一緒で、物事は最初尾「0→1」が最も負荷がかかるのです。

 

なので、最初の小さなきっかけを作ることを、私は重要視しています。

 

4分間やれば、脳に「作業興奮」が起こりそのまま10分20分と流れで進んでいくこともあります。

 

私たちは、自分の意志が行動を決めていると思いがちです。

 

確かに、頭で考えたことが行動につながることは多いものです。

 

幸せを感じるからこそ笑顔になりますし、楽しいから笑います。

 

反対に、怒っていると嫌な態度をとってしまうのです。

 

このように日常の行動は、意志や感情によって左右されます。

 

一方で、逆のパターンもあります。

 

沈んだ気持ちを感じているときに、笑顔を作ってみたら気持ちが晴れた。

 

長い報告書を書くのは気がおもたかったけれど、目次案だけ考えるつもりで取り組んでみたら意外とスッと書けてしまった。

 

このように、行動から感情が生み出されるということも、私たちの日常にはたくさんあるのです。

 

なので、いまいちやる気が出ない時はこの性質を活用してみましょう。

 

とにかく、まずはタイマーを4分だけ設定して、スタートボタンを押してみる。

 

そうする事で、自分のやる気にスイッチをいれるのです。

 

これは、大きなタスクに立ち向かう際のベビーステップとしても有効です。

 

重たいタスクというのは、頭の中でイメージしていると、どうしても「面倒だな」「やりたくないな」という感情が起きます。

 

そこを突破するために、タイマーのスタートの合図を活用してみましょう。

 

これは、毎日の習慣が途切れそうな時もにも役立つ考え方です。

 

たとえば、「毎日の30分英語の学習をする」という行動目標があったとします。

 

ただ、仕事やプライベート用事で、30分の時間を取れないこともあるでしょう。

 

そのようなときにも、「一矢報いる」ために、4分だけ学習してみるのです。

 

英単語を10個復習したり、1ページだけ音読したり、参考書の問題を3問だけ解いてみることはできるはずです。

 

「気持ちが乗らなくて…」といって、ただデスクの前に座っていても、やる気が出てくることはありません。

 

それよりも、まずは4分間だけとりかかって、「作業興奮」をおこすのです。

 

とにかく4分間だけ集中する。

 

行動してみれば、モチベーションは後からついてくるものです。

 

まずは4分間だけでも、あなたの大事な活動に、時間を投資してみましょう。

 


 

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