「続く人」が持っていて、「続かない人」が持っていないものがありⅯ須。
それは「チェックリスト」です。
習慣化は、無意識のプログラムに特定の行動を刷り込んでいくプロセスです。
つまり、「その行動が無意識的にできるようになるというセルフイメージを作り上げていくプロセス」でもあるのです。
最初は「チェックリスト」を見ながら時間をかけて行っていた行動も、繰り返しチェックリストを活用することで、自動的に行動できるようになっていくものです。
例えば、「早起きができない」という人がいるとします。
しかしそれは、何度も早起きに失敗してしまったために、「自分は早起きができない人間だ」というセルフイメージを持っているだけなのです。
そこから徐々に早起きの成功体験を積んでいき、仮に3か月で80%以上の早起きができるようになったとします。
すると3か月前の「早起きができない」というセルフイメージから「ポイントを抑えれば、早起きできるようになってきた」というセルフイメージに変化していくわけです。
このセルフイメージが何度も上書きされていくと、「自分は早起きができる」という自己意識に変わっていくのです。
ここまでくると、少しくらい二度寝してしまっても「早起きができない自分」には戻りづらくなります。
このようにして無意識にプログラムが出来上がっていくと、エネルギーをあまり使わなくても行動できるようになっていきます。
この無意識のプログラム進行を助けてくれるのが、チェックリストです。
皆さんも、チェックリストは仕事などで活用しているのではないでしょうか?
チェックリストを活用することで、「抜け・漏れ」がなくなり、効率的に習慣を続けていくことができます。
習慣化の敵である「忘れてしまった」を防ぎ、「やったか、やってないか」が一目でわかるからです。
更に人は「空白を埋めたくなる」という本能があるので、このような仕組みを活用することで「できるだけチェックボックスを埋めたい」という意識が働きます。
また、同時に「できるだけ空欄を作りたくない」という意識も働きます。
ですので、行動が促進されて、継続できるようになる、というわけです。
チェックリストを活用しないと「今週は結構やれた気がする」や、「なんとなくできていないな」といった記憶に頼ることになります。
これでは、「続く人」になるために重要な「計測」ができなくなってしまうのです。
是非、マイチェックリストを使って活用してみてください。
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