先日もお伝えした通り、人は誰もが劣等感を持っています。

 

しかし、劣等感を持つことは苦しいことです。

 

そこで、人は苦しみから逃れるために、目標を設定して行動を起こします。

 

例えば学校の成績が悪いという劣等感を持つ学生は「試験で高い点数を取る」という目標を立て、不足を補うべく自ら勉強という行動に駆り立てるでしょう。

 

この働きを不足を補うという意味で「劣等感の保証」と呼びます。

 

また目標を設定し、行動するという意味で「優越性の追求」とも言います。

 

ここで用いられる優越性という言葉は、「他者と比較した」相対的な優越だけではありません。

 

自らが主体的に定めた、絶対的な「なりたい姿」、「目標」の実現を優越性と呼ぶのです。

 

そして、この優越性の追求に終わりはないとアドラーは述べています。

 

人は目標を達成したときにだけ安堵します。

 

しかし、それもつかの間、だれもがさらに高い目標を設定し「もっともっと」自分を駆り立てるのです。

 

これらのことから劣等感そのものは決して悪いものではなく、進歩へ向けたエネルギーであることがわかります。

 

一方で人は休むことなく「次へ次へ」と自らを駆り立てることから、ついつい行きすぎてしまいがちなこともあるので、注意しましょう(^^)/

 

劣等感そのものを目標設定と高度のエネルギーに変換しましょう(^^)/

 


 

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