学校から始まる、集団生活で、「誰とでも仲良くしましょう」という教え。

 

もし実際に実現できている人が世の中にいるのならば、悩みもなく、なんて幸せでご機嫌な人生なんでしょう。

 

そんなごく一部の人はさておき、今となっては理想であって、現実的ではありません。

 

最初から無理難題を与えられていたと思う人も多いのではないでしょうか?

 

それもあってか「人付き合いは難しい」と少なからず心のどこかで感じている人がほとんどだと思っています。

 

中には「誰とでも仲良しであるべき」という思い込みから抜け出せない人もいます。

 

そのためか、どんな人が寄ってきても拒まず、まさに友達100人できるかなとばかりにそれをうれしく感じてしまうタイプの人。

 

実は、このタイプの人は、いつの間にか失敗を引きずる人に引きずり込まれてしまいがちです。

 

だからこそ気を付けてほしいものです。

 

なぜ引きずり込まれるか。

 

それは、引きずる人が選り好みができない、もしくは選り好みしないからです。

 

寄ってくる人の中には、少なからず自分にマイナスの影響を与える人が、当然含まれています。

 

まずネガティブだったり、失敗を引きずる人が集まってくると、脳が自然とその人たちに同調することを知っておきましょう。

 

「朱に交われば赤くなる」ということわざがあるように、これは心理学でも明らかにされています。

 

さらに一説では、ミラーニュートロンというものが関係しているといわれています。

 

失敗で落ち込み、引きずっているときに、叱咤激励をして切れたり元気を分けてくれる人が声をかけてくるか、傷のなめ合いたいだけの人が声をかけてくるかで、変わってくると思いませんか?

 

その時、後者の「巻き添え」を食らうと、さらにドツボにはまることになります。

 

そこではね返す人は、マイナスの影響を与える人も一定数いると知り、実はたった一つだけ決めていることがあります。

 

それはできるだけそういう人とはかかわらないことです。

 

私もどちらかといえば、人付き合いはうまいほうではありません。

 

それは今までの経験から、嫌いな人とはかかわりたくない、ダメな人と関わりたくないという気持ちが強いからです。

 

私の中で、ダメな人というのは向上心もなく、ただ意味もなく毎日を過ごしている人。

 

覇気がない人なんて、もってのほかです。

 

つまり「何のために生きているの?」と質問されたとき、その人なりの答えがない人、こういうタイプの人とは極力かかわらないと決めています。

 

もちろん時には、人生迷子になり、迷いの中にいる人もいると思いますが、そういう人とはかかわろうと思っています。

 

迷いを持つということは、結局その状態を解決したいから、一歩踏み出したいという目標なり、気持ちがあるからです。

 

私のように選り好みをしろというわけではありません。

 

もしも、失敗をはね返したいと思っているのであれば、どういう人と関わりたいのか、かかわりたくないのか、明確に基準を決めてみましょう。

 

すぐに思い浮かばないのなら、せめて引きずって愚痴ばかりはいている人とはかかわらないことをお勧めします。

 

前にお伝えしたように、愚痴や不満が必ず悪いというわけではありませんが、ただのストレスの発散のためだけに愚痴や不満を言ったり、傷をなめ合うだけで満足するのは百害あって一利なしです。

 

一緒にいるとポジティブになれる人たちと関わること。

 

ネガティブなことばかり言う人とは、いくらとはいくら話しても答えは見つかりません。

 

類は友を呼ぶというように「人は、普段付き合っている人たちの平均で成り立っている」という話を聞いたことがあります。

 

せっかく親兄弟以外は、あなたが選ぶことができるのですから、その選択権をフルに活用して下さい。

 

ということで、一緒にいるとポジティブになれる仲間を増やしていくことも、失敗をはね返し、前向きになるための大切な要素なのです。

 

すると、不思議と引きずる人が周りから離れていくことにもなるのです。

 


 

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