「習慣化」というのは一度に一つが原則です。

 

つまり、「続く人」になるためには、やることを絞ることがとても重要なのです。

 

集中して仕事を終わらせていくためにも、シンプルタスクの意識が欠かせません。

 

子供のころに虫眼鏡で太陽の光を1点に集中させて、黒い紙に穴をあける実験をしたことがあると思いますが、そのように一つに絞ってパワーを集中させることが効果的です。

 

しかし、シンプルタスクが大事だといっても、「一つのアクションで得られるものが一つだけ」だと勿体ないと感じてしまうのではないでしょうか?

 

私たちの人生の時間には限りがあります。

 

一つの行動で、できるだけたくさんのメリットとを得られる方法も考えてみましょう。

 

新しい習慣を始めようとするとき、課題になってくるのは「時間」になるのではないでしょうか?

 

例えば、将来の海外勤務を見据えて「毎日1時間、英語を学習する」という目標を設定したとします。

 

この時「続かない人」は「24時間の中からどうやって1時間を捻出すればいいのか?」という風に考えてしまいます。

 

「Aか?Bか?」という「orの発想」です。

 

しかし、こう考えてしまうと、これまでのリラックスタイムや楽しみの時間を失うことになります。

 

これでは、「痛み」を感じてしまうのでしょう。

 

結果として、英語学習をすることが苦痛となり、挫折につながってしまうのです。

 

一方「続く人」はリラックスタイムや楽しみの時間も手放しません「Aか?Bか?」という発想ではなく、「AもBも」という「andの発想」をするのです。

 

例えば、英語学習なら、机に座ってするだけが学習でもありません。

 

メイクの時間にリスニングをすることも出来ますし、通勤途中にスマホを活用して、リスニングや、講義を見ることも出来ます。

 

防水のついているスマホなら、お風呂でもそれが可能です。

 

こうすれば、今までの時間を犠牲にする必要はありません。

 

すでに定着している習慣にプラスしていけばいいだけです。

 

同じ時間で2倍の効果、まさに「一石二鳥です」

 

「一石二鳥」で「andの発想」を取り入れると、私たちは「得をした」という感覚を得られます。

 

「得をした」というとショッピングやお金のようなものをイメージするかもしれません。

 

しかし、お金に限らず「時間を有意義に使えた」「自分のためにいいことができた」という感情も、喜びを与えてくれるのです。

 

このような「得をした」という感情こそ、続けるための大きなメリットとなります。

 

結果として、そのメリットのために行動を継続するようになり、「続く人」になるのです。

 

そのほかにも、

 

・オーディオブックを聞きながらウォーキングをする

 

・友人と情報交換を兼ねてランチをする

 

・ジムでランニングマシーンで走りながら、動画講座を見る

 

等、「一石二鳥」の工夫はいくらでも出てくるはずです。

 

このように時間の使い方を工夫して、「得をした」「有意義だった」「自分にいいことをした」というプラスの感情を作っていきましょう。

 

習慣は一つでも、意味づけは無限大なのです。

 


 

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