日常生活を送っていると、偶然のような出来事が起こる事ってありませんか？
まさにこの偶然とも思えることについても、はね返す人と引きずる人では、捉え方にも違いがあるものです。
引きずる人は、自分にとって都合のいいことが起きれば、得体のしれない何かにラッキーだと感謝し、都合の悪いことがあれば、アンラッキーだったととらえます。
いずれにしろ、深く考えずにそのままスルーしてしまいます。
一方はね返す人は、偶然だけでは片付けようとはしないのです。
確かに、成功者やヒーローインタビューをされている人の発言を見ると、ラッキーだったからというような話を耳にします。
ただ、口ではたまたまとか、運がよかったという事はあっても、実際にはそう考えてはいなかったりします。
あくまで謙虚としてラッキーだったと言っているにすぎません。
上手くいく人は、本当に偶然のように起きたことでさえも必然があると考えています。
そう考えているからこそ、失敗なら何が原因なのか、次にどうすればよいか、成功なら何がうまくいったのかを見つけられるようになるのです。
仕事でも、スポーツでも、恋愛でも、なんでもそうですが、失敗してしまった場合、そこに偶然はなく、必然が必ず存在しています。
つまり、自分のある行動が、その失敗の原因を作っていないかと自分で考える必要があるのです。
私たちは、毎日平坦で平和だと、何もないことが当たり前だと思ってしまいます。
実際に苦しい経験をして見ないと、自分にとっても大切なものが分からないものです。
仕事でもスポーツでも、恋愛でも、なんでもそうですが、失敗したのなら、その結果をもたらした必然を洗い出してみましょう。
たとえ、本当にそれが偶然としか考えられなくても、何かの原因があるから失敗という結果があるはずです。
偶然だと考えてしまうと、次に生かせませんし、自分自身の成長も望めません。
タイミングのせい、天気のせい、環境のせい、他人のせいとして、物事を消化してしまうと、その失敗を繰り返すことになるのは明白の理です。
毎日の生活、仕事、人間関係、どんなことについても自分に起きるすべての事が必然だと考え、日々振り返る習慣をつけてみましょう。
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