習慣化とは、テーマは突き詰めていくと「自分との約束を守れるかどうか」という事です。

 

「1日30分、資格の学習をする」という目標があれば、テレビを見ることをやめ、自分と約束した資格学習をやればいいだけです。

 

ダイエットが目標であれば、会社帰りにお菓子やビールを買って帰ることをやめて、ジムに行くという約束を守る。

 

言葉にするとシンプルな事なのですが、多くの人はこのような自分との約束を守れないので「続かない人」になってしまうのではないでしょうか。

 

全世界で3000万部を記録し、「20世紀に最も影響を与えたビジネス書」の1位に輝いている本『完訳 7つの習慣』では「成功」を目指す最初の1歩は「主体的である」という事が述べられています。

 

更に同書では、重要なポイントとして「緊急ではないけれど重要な活動を確保することが重要だ」という事が書かれています。

 

つまり「緊急ではないけれど重要な活動に自主的に取り組む事」が大切なのです。

 

例えばダイエットや片付けといった習慣は今すぐにやらなければいけない事ではありません。

 

しかし、将来の「ありたい姿」を考えると、ご飯を大盛りにすることをやめたり、目の前のごみを一つ拾ったりすることが、「主体的である」ことになるわけです。

 

「緊急ではないけれど重要な活動」をまとまった時間でするためには、計画を立てて時間をブロックする事。

 

それがシンプルで最も効果的な方法です。

 

Googleカレンダー等を活用して、理想のスケジュールを描いてみましょう。

 

何より、人には「自分が決めたことを実行することで達成感を得られる」本能があります。

 

しかし多くの人が理想のスケジュールを描くことなく、なんとなく日常を過ごし、目の前にあるタスクをこなし、疲れたらダラダラしてしまいます。

 

これでは、「充実した人生」は得られません。

 

「続く人」は充実感や達成感を上手に日常に取り入れているので、継続ができるのです。

 

反対に「続かない人」は「これをやる」という事を自分で決めていないので、目の前の状況に流されがちです。

 

上司に残業を命じられたり、同僚に飲み会に誘われたら、断ることもなくつられてしまうのです。

 

自分でスケジュールを立てて「ここは自分の時間にする」という意思があれば、退社時間もおのずと決まってくるはずです。

 

そうすれば「帰りの電車を何時にするか」ということまでイメージできるはずです。

 

朝の電車に乗る時間を決めている人は多いのですが、帰りの電車の時間を決めている人はほとんどいません。

 

しかし、自分とのアポを優先するスタイルになれば、退社時間を決めて死守するはずです。

 

それくらい覚悟を持って臨まなければ、簡単に破ってしまうのが私たち人間です。

 

どうしても一人では難しい場合は、誰かと約束してみましょう。

 

「ジムに行きたいけどなかなか気が進まない」となるのであれば、ジムに通っている友人と約束をすればいいのです。

 

ジムに通う友人がいなければ、ジムに通う友人を作ればいいです。

 

他人と約束をすることで、「いかなければいけない」という強制力が働きます。

 

「続く人」になるポイントは自分へのアポを最優先にすること。

 

「続く人」になるためには、自分との約束に対して自分ファーストになっていきましょう。

 


 

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