皆さんは、『少女パレアナ』という本をご存じですか?
100年くらい前にアメリカで大流行した本です。
この本の主人公は「喜びの遊び」というゲームをします。
発端は慰問箱から出てきた松葉づえです。
パレアナは前々からお人形を欲しがっていたのですが、何かの手違いで届いたのは松葉杖。
落胆しているパレアナに牧師の父が、この松葉杖から喜びを見つけるゲームを進めるのです。
するとパレアナは「松葉杖を使わなくても歩ける自分がうれしい」などと、考えるようになりました。
パレアナは、そのあと両親を亡くし、意地悪な叔母さんの家に引き取られました。
普通ならへこみそうな場面で11歳のパレアナは、必死になって喜びを見つけるゲームを続けます。
叔母は大金持ちで、家には使っていない豪華な部屋がたくさんありました。
ですが、パレアナにあてがわれた部屋は屋根裏部屋でした。
鏡もなければ、絵も飾っていません。
女中が同乗して、「かわいそうに」というと、パレアナは寂しそうに何の飾りもない壁を見つめました。
そして次に出た言葉。
「鏡がないのもうれしいわ。鏡がなければそばかすが見えませんもの。」
もしパレアナが、「お金持ちのくせに、どうして私を屋根裏なんかに」
と泣き言や、恨み節を言えばどうなっていたでしょうか。
叔母はますますパレアナにつらく当たったはずです。
この物語のすごいところは、感動を覚えるだけではなく、大きな教訓が含まれていることです。
幸運を高める心理を教えてくれています。
『少女パレアナ』を読んで、アメリカだけではなく、日本でも多くの人が幸せを手に入れました。
どんな事象でも、解釈は複数あります。
いい面もあれば、よくない面もあります。
どちらを選択するかは自由です。
運を高めるためには、物事をいいほうに解釈するほうがいいです。
私たちの中には長年の経験で培われた常識があります。
常識を覆すのは難しいので、最初はゲームでいいのです。
無理やりでも、いいところを見つけるゲームをするのです。
やがてゲームと現実の区別がなくなり、「喜びの遊び」が習慣となるころにはあなたには幸運が訪れています。
パレアナはうれしい時も当たり前だと思わず、いつも新鮮な気持ちで喜びに感謝していました。
そして、辛いときはそのつらい中からうれしいことを探して「良かった」と喜ぶのです。
運のいい人は、相手のいいところを探します。
そして、さりげなくいいところを相手に伝えます。
運の悪い人は、相手の間違いを探し指摘します。
善意で相手の間違いを正そうとします。
そうすると、人は離れていき、運気は次第に下がっています。
もしどうしても相手の間違いを指摘したくなったら、必ず本人に直接言ってください。
他人を介すると大体悪い方向に進みます。
悪口を言ったら尾ひれがつきます。
メールでの指摘も極力控えたほうがいいでしょう。
文章での指摘は顔が見えない分、表現がきつくなり、誤解される場合があるからです。
加えて感情的になっているときは指摘してはいけません。
人間は感情的になると相手の一番傷つく言葉を発しやすくなります。
相手の傷つく言葉を放った瞬間から、相手は死ぬまで反芻します。
そのあと有効的な関係が続いても、一度傷つける言葉を放てば相手の記憶に深く残ります。
指摘そのものは、あくまでケースバイケースなので、状況に応じて行うのは構いませんが、日常のどうでもいいようなことを指摘して運気を落とす行為だけは避けてくださいね。
最後までご拝読ありがとうございました(^^)/
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