「続く人」になるためにこれだけは取り入れてほしいと私が思っていることがあります。

 

それは「数値化」です。

 

数字に苦手意識を持っている人もいるかもしれませんが、数字が続けるための強力な味方になってくれることもあります。

 

『計測できれば、管理できる』という名言があります。

 

逆に、継続できなければ判断基準がないので、改善のしようがありません。

 

「続かない人」の多くは「計測する事」を軽視して、フィーリングで習慣化に取り組んでしまうのです。

 

例えば、資格取得に向けて学習を習慣化しようと決めたとします。

 

1週間は順調に進み「今週は結構学習できたな」と感じたとしても、本当に学習量が増えたかどうかは、計測しなければわからないのです。

 

資格試験は最低の合格の目安となる学習時間が分かっているものが多いのですが、計測しなければ目標に近づいているのかどうかは分かりません。

 

本当に増えたのか、もしくは、やっていないのか。

 

増えたとしたらどのようなペースで増えているのか、今後も続けられるのか。

 

「続く人」はこれらを数値化して、把握しているのです。

 

そうすることで、「自分は日々ゴールに向かって行動を積み重ねている」という実感がわきます。

 

それが、続けるためのエネルギーになるわけです。

 

この数値化にとても有効なのが、グラフにすることです。

 

資格試験の学習を続けたい人は、毎日の学習時間や学習量をグラフにしましょう。

 

運動を習慣化して体力向上を目指す人は、運動した回数や走った距離をグラフにするのもいいと思います。

 

読み終えた本の冊数をカウントするのでもいいでしょう。

 

読んだ本の冊数は、計測しておかないと、「今週は結構読んだ気がするな」とか「今週はほとんど読めなかったな」というような、曖昧な感想になりがちです。

 

フィーリングだけで習慣化しようとすると、不安定期がやってきたときに事実という拠り所がありません。

 

結局、どれくらいやったのかが分からなくなるので、「続かない人」になってしまうのです。

 

このグラフの作り方には、一つポイントがあります。

 

それは数字が右肩上がりになるグラフのスタイルにすることです。

 

グラフは、事実ベースで、確実に積み上げていることが分かるものにしましょう。

 

どのような行動であったとしても回数や時間は確実に1回カウントされるべきものです。

 

すると、やればやるほど、どんどんグラフが積みあがっていきますので、時間や回数の上昇とともに、自分の調子や実力もどんどん上向いているように思えてくるのです。

 

そして常に過去最高を更新している自分を感じることができます。

 

更に「継続できている」という実感がビジュアルとして確認できるのです。

 

なので、落ち込んだ時や活動が停滞しているように感じたときこそ、このグラフを見るわけです。

 

できれば、普段目にするところにグラフを貼っておくといいでしょう。

 

更に、グラフで見える化をすることによって全体の傾向が見えるので、今後の方向性や、改善点もわかりやすくなり、行動を促進するためのサポートになるのです。

 

このようにグラフにはいくつものメリットがあります。

 

日々の行動の積み重ねで、グラフがどんどん右肩上がりになることが楽しみになってきます。

 

是非、参考にしてみてください。

 


 

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