「今度こそ、やめるぞ!」と挑戦しようとして、すぐに挫折した経験はありませんか?

 

忙しい日常生活や、目の前の業務に追われ、気が付いたらやめようと決めたことをやってしまう・・・。

 

すると「なぜ、自分はこんなことすらやめられないのだろう」と自分を責めたりへこんだりして、挫折感を味わうパターンにはまってしまいます。

 

これまでと同じ方法でやめようとすると、同じところで失敗を繰り返すことが多いのです。

 

では一体、どこからどう変えていけば、今度こそ着実にやめていくことができるんでしょうか。

 

悪習慣をやめようとしたとき、数値目標を立てる人がいます。

 

禁煙をしたい人であれば、「今週は、タバコは毎日三本まで」「来週は、タバコ毎日2本まで」「再来週は毎日一本まで」といった感じです。

 

数値目標を立てること自体は間違いではありません。

 

これで禁煙できるのならそれでOKです。

 

でも数値目標を立てるところまでは順調だけど、その先の「実際やめる」ところで、挫折してしまう方に知っておいてほしいことがあります。

 

それは、数値目標よりも大切なものがあるという事です。

 

それが、「感情」です。

 

「感動」という言葉はあっても、「知動」という言葉はありません。

 

人はどれだけ論理的に考えても、なかなか行動できないのです。

 

なぜなら、人間は感情で動くからです。

 

やめるのが、辛いこと、苦しいこと、難しいこと、嫌なことにむずびついている場合は、なかなかやめられません。

 

一方でやめるのが楽しいこと、楽な事、喜びを感じること好きなことにつながるのであれば、意識しなくてもやめられるようになります。

 

つまり、やめるという「行動」ではなく、「感情」にフォーカスができれば、やめることができるのです。

 

やめるためのカギを一言であらわせば、「味わいたい!」です。

 

スムーズにやめられた時というのは、この「味わいたい!」をうまく活用しているのです。

 

実際ダイエットであろうが、禁酒、禁煙であろうが、我慢をすることが大変で、味わいたくないものは、無意識に何か原因を作って回避しようとします。

 

では「味わいたい!」とはいったい何でしょうか?

 

「味わいたい!」を大事にすると、なぜ悪習慣をやめられるのでしょうか?

 

「味わう」とは「やめられた未来の自分」を先取りして、実感していくことです。

 

うまくやめられる人は、習慣化した未来の自分から、「逆算」しています。

 

「今日から頑張って努力して、なんとかやめよう」とは考えません。

 

既にやめられている、未来から現在に向かって思考します。

 

「自分が辞めているという事は、こういう風にやめたのだろうな」と考えるのです。

 

ですので、やめられない今の延長線上に、なんとか我慢してやめるというシナリオを描きません。

 

この「未来を味わう」ことは、事前に準備しておけば10秒でいつでの誰にでも実行できます。

 

悪習慣をやめられたら味わえる感情を、必要な時に味わうのです。

 

たった10秒、未来を先取りして、いい状態を味わう事は、シンプルで楽しいから「続けられる」のです。

 

感情を味わう事で、やめるためのモチベーションのガソリンにするのです。

 

事前準備として必要な事は、「その悪習慣をやめられたら味わいたい」と思う場面をいくつかイメージしておくことです。

 

やめられたら「こうなる」という未来の場面を妄想してみましょう。

 

そして味わいたい感情を書き出します。

 

ワクワク、スッキリ、ほんわか、充実、達成、などです。

 

あとは、目の前の誘惑に負けそうになった時に、達成した未来の感情を味わうようにすればいいのです。

 

10秒だけ時間をとって、未来の自分を味わうことができれば、「やめられる人」になっていけるはずです。

 

 


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