運は人の縁から生まれます。

 

あなたに協力してくれる人、応援してくれる人が多いほど成功に近づきます。

 

では、どのような人のもとに、応援してくれる仲間が集まるのでしょう?

 

幕末の英雄、坂本龍馬は、憂国の志士たちが大論争をしてる時に、その議論には加わりませんでした。

 

そこで居合わせた一人が、「なぜ、貴公は論に加わらんのか」と聞くと、竜馬は、「論では人は動かぬ」と答えました。

 

更に、「では何をもって人は動く」と聞くと、「『利』で動く」とポツリと答えました。

 

このエピソードが事実かどうかはわかりませんが、人間の行動原理の的を射ています。

 

私たちは正しいことであれば、だれもが協力して当然であり、正しい提案の実行を拒否することはあり得ないと考えます。

 

でも実際にはそうではありません。

 

なぜなら、「正しいこと」というのは、実はそれぞれの主観だからです。

 

立場が違えば、利害も違うため、正義を軸にして人の心を動かすことは難しいでしょう。

 

人を自分の思うように動かせる方法は四つあります。

 

①利益

 

②愛情

 

③同情

 

④恐怖

 

このいずれかで、人は動きます。

 

理想は「愛」で人を動かすことかもしれません。

 

親子、夫婦、友達間では、メリットがなくても動いてくれることもあります。

 

ただし、意図して「愛」を得ることはできません。

 

「同情」で人が動くこともありますが、これは喜ばしいことではありません。

 

「恐怖」でも人は動きます。

 

組織リーダー論でこの手法を説いているものもあります。

 

この方法をとる場合には、信頼関係を築けていることが前提です。

 

また恐怖の感覚は鈍化しやすく、その方法だけだと相手を動かせない場面もあります。

 

人を動かすときに、一番効果的なのは、やはり竜馬が言っている「利」を示すことです。

 

自分の意見がいかに正しいかを説明して、人を動かそうとしても。理論だけでは動きません。

 

別の利害(上司、部下の関係等)が働かない限り、理屈ではうごかないと考えた方がいいでしょう。

 

人間は自分の利益を中心に物事を考えます。

 

少し視点を変えて相手の利益を考える癖を突けば運気が向上します。

 

物事はいつも「相手」という対照があって成り立っています。

 

自分の主張を通すためには、相手の主張を想像して先に満たす方法を考えることが重要です。

 

相手の利を叶えるために、自分は何を提供できるのか、あなたの利を主張したときに相手がその主張に対してどう答えるか。

 

そこまで想定し、答えを要しておくと万全でしょう😊

 


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