運を引き寄せ成功する人とは、「バカ」になれる人です。

 

ここで言うバカとは、言うまでもなく頭の良し悪しではありません。

 

本当にバカな人とは、知識を人に自慢する人です。

 

または、変に知識があるがゆえに、正当論で相手の意見を論破しようとする人です。

 

このタイプが成功することは、まずないでしょう。

 

なぜなら、正当論で相手をやり込めれば、相手の自己重要感が下がり、あなたの潜在的な敵となるからです。

 

人間は誰もが自分を認めて欲しい生き物です。

 

自分を認めてくれない人からは離れようとします。

 

場合によっては、あなたの足を引っ張る敵になる可能性もあります。

 

ノーベル賞レベルの頭脳の持ち主なら自慢をしても問題ないかもしれませんが、生半可な知識を自慢しても白い目で見られるだけです。

 

ここで取り上げるのは、「バカになれる人」と「バカな振りをする人」です。

 

一見見分けがつきにくいですが、「運」の観点からは大きく違います。

 

「私なんて全然ダメ。いくら頑張ってもプレゼンがうまくならないもの」(実はとてもプレゼンが上手で、本人もそう自覚しているのが外からわかる)

 

「俺は自分の社長賞を逃しても、つい人を助けちゃうんだよね。先月最下位の〇〇君が今月営業トップだったのは、俺が営業先を分けてあげたからなんだ」(どうしても自分の手柄を人に話

さずにはいられない)

 

このように「バカな振りをする人」は、自分をバカに見せたり、謙虚を装っているつもりですが、周りから真意を見抜かれています。

 

客観性がないと、このような行動をとりがちです。

 

「運を引き寄せる人」はバカな振りではなく、心底バカになれる人です。

 

パナソニックの創業者、松下幸之助さんは成功の秘訣を聞かれると、「僕が成功したのは学歴もなく、体も弱かったおかげです」と言いました。

 

自分に能力がないから多くの人に助けてもらったと。

 

実際はそんなことありません。

 

先見の明もある優秀な方ですが、バカになれる人でした。

 

バカになれる人は会議でもヒントは出しますが、最終アイデアは部下からのものを採用します。

 

もともと自分が考えたアイデアでも、部下が提案したことにすれば、部下は社長から指示されるよりモチベーションが上がり、死ぬ気で成功させようとします。

 

当時の松下幸之助さんには、このような部下がたくさんいたのでしょう。

 

世界のホンダを作った本田宗一郎さんは、招いた外国の要人がトイレに入れ歯を落としたとき、裸になり汲み取り式のトイレに入って、入れ歯を探し出しました。

 

そのあときれいに洗った入れ歯を口にくわえて、裸で踊りながら現れました。

 

バカな振りをする人と、バカになれる人の違いがわかりますか。

 

バカな振りをする人は自分中心です。

 

バカになれる人は相手中心なのです。

 

相手に気づかれずに手柄を譲ることができる人が「バカになれる人」です。

 

バカになれる人は、人の意見にケチをつけたり、正義を振りかざすことはありません。

 

人から聞かれるまで、自分の意見を得意げに話すこともありません。

 

バカになれる人は人望も厚く、人から好かれます。

 

当然「運」も引き寄せます。

 


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