成功者とそうでない人の違いは失敗したときの見極めにあります。

 

FXの注文方法に「逆指値」ってありますよね!

 

逆指値は、思うように相場が動かず、思ったほうと逆の方向に動いた場合に、一定のラインで決済をしてくれる手法です。

 

言い換えれば、あらかじめ損失を確定しておく方法です。

 

私がよく言う「損切り」の事です。

 

思惑が外れた銘柄をいつまでも持ち続けて、含み損を膨張させるよりも、次のチャンスに挑戦する証拠金を温存するほうが得策です。

 

私たちの人生でも、取り返しのつかない失敗を抑えられるように一定値を越えたら損切りする勇気が必要です。

 

人生においての損失は、お金だけではなく「時間」「愛情」「努力」も含まれます。

 

このまま一緒にいても幸せになれない事が分かっているのに、ズルズルとダメ男と別れられない女性。

 

合格はほぼ不可能なのに、10年以上も司法試験に挑み続ける人。

 

なぜ損切りできないのでしょうか。

 

一番大きい理由は、損切りした時点で自分の「失敗を認める」ことになるからです。

 

自分の選択が誤っていたことを認めるのは辛いことです。

 

また、そこまで費やした時間、愛情、努力を惜しいと思って、いつまでも過去の決断を手放せないこともあるでしょう。

 

これを行動経済学では「コンコルドの誤謬(埋没費用効果)」と言っています。

 

ダメな彼がいつかは立ち直ってくれる、チャレンジを続ければいつかは司法試験に合格できる、と自分に言い聞かせて、無駄な時間を浪費してしまうのです。

 

他人から見たら、早く損切すればいいのにと思いますが、自分自身を客観的に見るのを避けてしまいます。

 

成功者は、自分がしていることが悪い方向に転がり始めたら、いつでもやめれられる準備をしています。

 

そして状況が悪化すれば素早く逃げ出す決断力を持っています。

 

チャンスをつかむためには失敗を厭わぬ行動が必要ですが、長い人生では撤退の決断も時には必要です。

 

成功者は、小さなプライドや恥などをいちいち気にしない、いい意味での図太さも持ち合わせているのです。

 

人生に失敗はつきものです。

 

失敗を恥じることはありません。

 

自分の判断や行動が間違っているとわかったら、即座に勇気をもって針路を変えることです。

 

このような話をすると、「成功者は、移り気で簡単に態度を変える人の事なんだ」と誤解する人がいますが、そうではありません。

 

気まぐれにあちこち動き回って成功することは、ありえないのです。

 

大きな決断をしたり、この道でいいのだろうかと迷ったときに、どのような状態になったら撤退するという事を事前に決めておくのです。

 

まずは自分の置かれている状況をよく見て、そこに留まって望ましい結果が得られるなら我慢することも必要です。

 

勇気をもって撤退するのは、明らかにそこに留まってもいい結果が得られないと判断した時だけです。

 

人生は一度きりです。

 

時間は止まってはくれません。

 

公開しても元には戻れません。

 

でも未来はあります。

 

これから新たな選択をして作っていく未来です。

 

どんな選択をしても、皆さん自身が決めたことを後悔しないことが、成功の条件だと思います。

 


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クレーム等は一切受け付けておりませんので、ご了承お願い致します。

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