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人はありとあらゆるものを優越性のアピールに利用します。
不運であること、不幸であることは、ある種の人たちにとって自慢の種となるのです。
「私には次々と不幸が降りかかってくる」
「なぜ私だけがこのような不幸な目にあうのか」
そう嘆きながら、悲劇のヒーロー、ヒロインに自分を仕立て上げ、平凡な毎日を送る友人よりも優れているという気分を味わうのです。
さらに身近で不幸自慢として「仕事が忙しくて休みが取れない」「家族の世話が大変」「わがままで面倒な友人がいる」などもあるでしょう。
もちろん「失敗」も使いようによっては、優越の証となります。
失敗を自慢する傾向さえ見ることがあります。
それもまた、優越コンプレックスの現れです。
「私はなんて正直者なんだ!ほかの人が隠すようなことを各拍する。私は清らかな人間である」と思うのです。
一見マイナスに思える、不運、不幸、失敗。
優越コンプレックスを用いる人は、それさえも優越に転ずることができるのです。
不幸自慢をしてしまっていないかセルフチェックしてくださいね(^^)/
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