突然ですが、皆さんは花の「バラ」という漢字を書けますか?

 

自慢ではありませんが、私は学生時代に「薔薇」と書けるようになりました。

 

その理由が「続く人」になるために大事な事と共通点があるのです。

 

この「薔薇」という漢字。

 

常用漢字ではありませんので、ぱっと見で、難しいと感じる人が多いと思います。

 

漢検1級レベルの漢字ともいわれています。

 

そのような難しい漢字を、なぜ学生時代の私が書けるようになったのでしょう?

 

それは、「大きなかたまりを、小さなかたまりに分解できたから」です。

 

「薔薇」という漢字をそのまま見てしまうと、確かに難しい感じです。

 

そこで、私は「薔薇」を覚える際に、まずは1文字目の「薔」の漢字の構成を見ました。

 

すると、「草冠」「土」「人(2回)」「回」という漢字の組み合わせだったことに気づいたのです。

 

「あれほど難しいように見えた漢字も、分解してみると、知っている漢字の組み合わせだったんだ」と感じた事を覚えています。

 

つまり「薔」という漢字の塊を小さくチャンクダウンしたのです。

 

チャンクダウンというのは大きなかたまりを小さなかたまりに分解していく手法です。

 

「難問は分割せよ」とはデカルトの名言ですが、この発想が習慣化するために重要な考え方となるのです。

 

例えば、何か月もかかるような目標があったとします。

 

計画した時点では、「自分にできるだろうか?」「続かないんじゃないか?」と思うレベルの目標です。

 

そのような目標こそチャンクダウンして、小さな目標に分解していくのです。

 

登山にたとえてみましょう。

 

あなたの登山の最終目標がエベレスト登頂だとします。

 

ほとんど登山経験がない人だとしたら、世界最高峰のエベレストに登るという目標は、途方もないものに思えます。

 

まさに、「大きすぎてよくわからないかたまり」でしょう。

 

しかし、目標をチャンクダウンして計画を作れば、不可能ではありません。

 

これまでにたくさんの人がエベレストを上っていることがそれを証明しています。

 

まずは小さなチャンクとして、と問えば、標高600mほどの高尾山から登る必要があります。

 

そのようにして、日本の山を制覇していけば、日本一の富士山にも登頂できるようになるはずです。

 

そうして、トレーニングと実践を繰り返していくことで、海外の山にも挑戦できるようになり、やがてエベレスト登頂につながるのです。

 

同じようにいきなり大きな習慣化目標のままトライしようとすると、やる気を維持させることも難しくなります。

 

チャンクダウンしたゴールを持っておかないと、途中で計画とずれていくことに気づかず、いざゴールしたと思ったら、間違ったゴール地点にたどり着いてしまっていたという事が起きるかもしれません。

 

なので、大きな習慣化目標はチャンクダウンしてゴールを分割していくことが大事なのです。

 

「続く人」は、このような思考のテクニックを活用しています。

 


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