「続く人」と「続かない人」の違いの一つに「ゴールイメージを明確にしているかどうか」があります。
「続く人」は、自分が得たい未来をイメージしています。
なので、そこにたどり着くために行動を続けることができるのです。
登山で言えば、目指す山の頂上が見えている状態です。
その為「あそこにたどり着けばゴールだ」という状態を理解できています。
頂上が見えれば「今の自分は50%くらいまで到達している」という状況を確認しながら進むことができるでしょう。
一方で「続かない人」は目指す姿を曖昧にしています。
なので、どのような状態になったらゴールなのかが、いまいちはっきりしないのです。
これは、ゴールが分からない状態で、マラソンを走っているようなものです。
結果として、本人は頑張っているつもりでも、なかなかゴールにたどり着かないのです。
「ゴールイメージが重要なのはわかったけど、ゴールイメージというのは、自分がたどり着いたことがない状態なのでイメージし辛いのでは?」
と思う方もいると思います。
確かにそうです。
ではどうすればいいのでしょうか?
私のお勧めは「憧れの人」を見つけることです。
具体的には「あの人のようになりたい」「あの人のような存在になりたい」というような人です。
憧れの人のような存在を、心理学では、「ロールモデル」と言います。
まずはあこがれる、ロールモデルを書き出してみましょう。
ロールモデルが一人だと、偏りが生じてしまうので、4人以上書き出すのがおすすめです。
憧れの人は、メディアに登場するようなビジネスパーソンでもいいですし、スポーツ選手や芸能人。
会社員の方は、上司や先輩でもOKです。
誰でも構いません。
それができたら、ロールモデルを構築している要素をチェックします。
「自分は、その人のどのような要素に魅力を感じているのか?」という事を考えます。
ここでのポイントは、まず「優しい」「行動力がある」などと、短い言葉で書き出す事です。
そのあとで自分があこがれる理由を文章に続く形であらわすと書きやすいと思います。
このようなプロセスを経ることで、あなたが目指したいスタイルを言語化することができます。
ここが言語化できると、ゴールイメージが明確になります。
つまり、良習慣を一つクリアすること自体がロールモデルに一歩近づくことになり、自分にとってのメリットになるわけです。
また、ロールモデルが実現していることが明確になっているので、挫折しそうになった時も、踏ん張りがきくようになります。
ここで注意したいのは、あこがれの人たちと自分の「差」を比べない事です。
比べれば、その「差」に落ち込んでしまうかもしれません。
そうではなく、あこがれの人と自分の「違い」を明確にすることが目的です。
違いが分かれば、それを埋めるための行動が分かります。
すると、目標設定で重要な「理想(ゴール)」を描く→現状を確認する→ギャップを知る」という3つの要素がはっきりするのです。
これはすごろくをイメージしていただくとわかりやすいと思います。
自分の現在地がスタートラインで、理想の状態がゴールラインです。
そしてギャップは、スタートラインからゴールラインまでのマス目になるわけです。
すごろくには「1回休み」や「罰ゲーム」などもありますが、「なりたい姿」がはっきりしていれば、そのトラブルも乗り越えて前進できます。
「なりたい姿」を知り、一歩一歩近づいていると認識できるようにしておくことが「続くひと」になるためには必要な事なのです。
最後までご拝読ありがとうございました(^^)/
少しでも良かったと思ったらクリックしてランキングupのお手伝いお願いします(^^)/
※投資は自己責任です。
クレーム等は一切受け付けておりませんので、ご了承お願い致します。