気の合う人とは一言、二言話せば意図が通じるところ、苦手な人とは十も二十も話してもなかなか意思疎通が図れないなんてことは、だれにでも経験があることだと思います。

 

理由の一つには気の合わない人とは、もともと会話のゴールイメージが一致していないからという事があります。

 

逆に、その話の向かっていく方向が同じ人とは、「そうそう!それが言いたかったの!」と話しのウマが合いやすいのです。

 

コミュニケーションが円滑に取れない人と会話を続けていると、その人に対して苦手なイメージがついていきます。

 

ですが、すべての事ですべての人との着地点を合わせるのは至難の業です。

 

不可能と言っても過言ではありません。

 

時間をかけて人間関係を構築してきた仲であればまだしも、いつも周りがそういう仲の人だけではありませんよね。

 

ではどうすればよいのでしょうか?

 

私が思うのは、抽象的な表現はせずに具体的な話をするといいと思います。

 

苦手な人と話すときは、なるべく具体的な話をしましょう。

 

分かりやすい例で例えます。

 

「今度の勉強会、いつもより少し長めに時間をとって行います。会議室を予約しておいてください。

 

それと、たぶん参加者は前回より増えると思うので、問題集もいつもより多めに準備をお願いします。」

 

曖昧な表現ばかりだと思います。

 

これが分かる人は、本当に勉強会がどれくらいの時間がかかるのか、人数が何人になるのかを知っている人だけです。

 

普通の人でも頭の中が「??」になるでしょうし、ましてや苦手な人にこのような言い方をすると、意図が伝わらないばかりか、反感すら買う可能性があります。

 

「で、結局何時から何時まで会議室を予約しておけばいいの?」

 

こういったやり取りがコミュニケーションロス及び人間関係におけるストレスの始まりになります。

 

そのずれを補うのが、例えば数字です。

 

数字をしっかり伝えれば、誰でも会議室の予約を取ったり問題集を何部用意すればいいのかくらいはわかります。

 

「具体的」というのは言い換えると「共通語」です。

 

伝えるという以上、自分がわかる言葉ではなく、相手がわかる言葉で伝えなければなりません。

 

「自分の言葉だけで話をしない事、常に他人のわかる言葉で話をすること」

 

苦手な人との溝は、自分の工夫次第で埋められます。

 


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