誰にでも苦手な人はいると思いますが、苦手な人を目の前にした時、皆さんはどう接しますか?
①できるだけ話をしないようにする
②できるだけ意識しないようにする
どちらも自分を守るために思いつく自然な方法ですが、それだけでは「苦手な人の呪縛」からなかなか逃れられません。
なぜなら、それは「苦手な人」が自分の中心にいる考え方だからです。
これに共通していることは、苦手な人から「逃げる」ことですよね。
時には逃げることも必要ですが、いつも逃げてばかりはいられません。
では逃げることをやめて立ち向かい、苦手な人に勝とうと思うのはどうでしょうか。
実はこの考え方が一番危険です。
例えば、AさんがBさんを苦手と思っているとします。
Aさん→苦手→Bさん
でも大概の場合BさんはAさんを苦手と思っていません。
その為、「勝とうと思う」と言っても、そもそも勝負で負けていたと思っているのはAさん側だけなのです。
この時点で、不平等な関係です。
「勝とうと思う」こと自体が苦手な人の存在は自分の中で大きくさせているのです。
ではどうすればうまくやっていけるのか、それは、勝負しない事です。
逃げるわけでもなく、勝負をするわけでもなく。
Aさんがすることはたった一つ、Bさんをライバルに据えない事です。
Bさんが何を言おうが、どういう行動をしようが、Aさん自身が正しいと思う事をやるだけで、苦手な関係を払拭していくことができます。
私も人間なので、苦手な人がいました。
話をしてもまず否定から入り、いわゆる自己主張の強い人、ひたすら自分の価値観を通そうとしてくる人でした。
はじめのうちは私も、自分の思っていることを理解してもらおうと、どうすれば聞く耳を持ってくれるのかに注力していました。
ただ、どうしても分かり合う事が出来ず、次第に「何を話してもまず否定される」という意識が強くなり、話すことが苦痛になっていきました。
それでも次は理解してもらおうと準備をするものの、正論を軸にした論理的な話し方と、巧みなポジショントークに、いつもかわされて終わっていました。
そこでついに、私はその人と直接「勝負する」ことをやめました。
自分のやり方で仕事を進め、周囲とのコミュニケーションをとり、与えられたミッションを遂行していくことに集中しました。
私は八方美人なところがあり、だれからも好かれたい、認められたいという気持ちが昔からあり、サラリーマン時代に実務にかかわる人以外にも話を通しておこうとする癖がありましたが、そうでない人とは話を通す必要がないと割り切りました。
そうすることで、必要な時に必要な事だけ情報交換をするようになり、ある意味協力し合えるようになりました。
現代の「戦わずして勝つ」ということだと思います。
苦手な人とは勝負しないように心がけましょう。
最後までご拝読ありがとうございました(^^)/
少しでも良かったと思ったらクリックしてランキングupのお手伝いお願いします(^^)/
※投資は自己責任です。
クレーム等は一切受け付けておりませんので、ご了承お願い致します。