謝れる人は世間一般的には高評価です。

 

「素直に謝れる人は仕事ができる」

 

「謝れる人は人間関係を大切にしている」

 

「ごめんなさいを言える人は成長する」

 

自分に非があることをすぐに認めて謝れるというのは、人としてとても大切な事で、これからも誇らしく持ち続けていい心構えだと思います。

 

ですが、自分に非があるかどうかわからない時にも、まず自分を責めて反射的に謝るのはよくありません。

 

(どうせ私はだめだから私のせいだと思う、先に謝っておこう…)

 

このように自分の勝手な判断で決めつけてしまう事を「ラベリング」と言いますが、このラベリング効果はとても強力で使い方によっていい方向にも悪い方向にも向かってしまいます。

 

根拠もなく自分を責める言葉ばかり言っていたらどうなりますか?

 

やがて、本当は自分に非がなくても、だんだん言っていることが本当の事と思い込んでしまうのです。

 

①自分を責める

②自己嫌悪に陥る

③自分に自信がなくなる

④自分はダメだと思う

①また自分を責める

繰り返す

 

このように、口から出る言葉は現実になってしまうのです。

 

また周りの人たちもいい人ばかりではないかもしれません。

 

謝ったことで自分のせいにする人もいるかもしれませんし、なんとなくその場があなたが悪かったという雰囲気になってしまうかもしれません。

 

人が大勢集まると、先に言った人の言葉に流されることも往々にしてあります。

 

ですので、何か問題が起きたときに、反射的に自分を責めて謝る癖はなくしましょう。

 

そして、いったん黙って、他人に非がある可能性も含めて考える習慣を身につけましょう。

 

その為にまず、自分が自分を責めていることに気づいてください。

 

これに意外と気づけていないことが多いです。

 

それはもう無意識のうちに、反射的に反応しているからです。

 

ここに気づくことが最初の一歩です。

 

自分を責めることをいったん辞めます。

 

そして、次にすぐに答えが出ない状況にびくびくしないようにしましょう。

 

敏感すぎる人は、どっちつかずの状況が落ち着かなくて、白黒はっきりと付けたがる傾向があります。

 

でも別にすぐに答えが出なくても構いません。

 

グレーな状態を受け入れて、あとは何が非であったのかを集中して考えてみましょう。

 

敏感すぎる人は、違いを見つけるのが得意です。

 

昨日と違うところ、いつもと違うところ、問題がある前と問題が起きたときで何が違たのか。

 

いつも注意深く周囲を観察していたり、些細な変化に気づくことが得意であったり、そこは敏感すぎる人の長所を思いっきり活かせる場面です。

 

誰よりも早く問題の本質を突き止めることができます。

 

根拠もなくすべての責任をかぶることが美徳ではありません。

 

言うべきことは言う、主張すべきことは主張しないと損をします。

 

「問題が起きる」→「条件反射的に自分を責める」

 

こうした悪習慣を断ち切るために、やみくもに誤りの言葉を口にする癖をなくして、問題が起きたときは一旦無口になり、真実を見つける習慣を身につけましょう。

 


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