「私たちは心の中で考えた通りの人間になります」
これは『原因と結果の法則』という本の冒頭に出てくる言葉です。
今の「あなた」は1年前、5年前に考えていた「あなた」が現実化したものです。
これは少し突飛なように聞こえるかもしれませんが事実です。
今お金のない人は、四六時中お金がない現実を語っています。
会社で出世できない人は、出世できない現実を語り、嘆いているのです。
あなたが考えていることは「言葉」に現れます。
言葉がイメージ化して脳に伝達され、脳は伝達された通りの人間になろうとします。
もちろん表面で考えている意識はお金持ちになりたいと思っているかもしれませんが、無意識レベルでお金がない現実を引き寄せているのです。
会社での口調が「お金、コミュニケーション、出世」に大きく影響するのは間違いありません。
運のよくなる言葉は大体わかると思います。
「ありがとう」「幸せ」「感謝」など。
運が悪くなる言葉もおおよそ予想がつくと思います。
「恨み」「憎しみ」「嫉妬」などです。
意外と気づかない運気を落とす言葉に「忙しい」という言葉があげられます。
「忙しい」を多用している人で成功している人は、あまりいません。
「忙しくてできませんでした」
「やろうと思ってたんですが、時間が無くて」
日頃「忙しい」を連発する人の心理は、自分をもっと評価してほしいという欲求の表れです。
自分をアピールする人は敬遠され運気が落ちます。
成功している人は、普通の人の2倍も3倍もの時間を仕事や趣味に使っています。
「面白い」や「楽しい」ということはあっても、「忙しい」とはあまり言いません。
「忙しい」という言葉を聞く周りの人は、いい気分はしません。
自分が暇だと言われているような気がするからです。
逆に運気を上げる言葉は「面白そう」です。
「面白そう」は好奇心の表れです。
人間の本能に「好奇心」というものがあります。
この「好奇心」は運気を上げる重要なキーワードです。
リスクがあっても苦労を伴う事象でも、「好奇心」はリスクや苦労をものともしないエネルギーに変わります。
「好奇心」は知らないことを知りたいという本能です。
知らないことを知るには、いつもと違う行動をとる必要があります。
「面白そう」「もっと知りたい」「興味がある」という小さな好奇心の芽を無視しないで、行動に移すだけでも運気は上がります。
好奇心は幸運を引き寄せます。
ワクワクする気持ちを思いきり開放してみてください。
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