近くに不機嫌な人がいたら、気になって仕方がない。

 

ソワソワして、集中できなくて…。

 

おまけに、その人の仏頂面に引っ張られて、なぜか自分までイライラしてしまうことも…

 

こうした気質は、いい方向に働けば「人の感情に敏感で、心に寄り添うことができる」という長所でもありますが、目に入る全ての人に対してとなると、とても心が耐えきれません。

 

必要以上に機嫌の悪い人に敏感にならないようにしたいものですね。

 

そのためには、その逆、機嫌の良い人を探すことを習慣にできるといいです。

 

「カラーバス効果」という心理学用語をご存知でしょうか。

 

これは、「自分が意識していることほどそれに関係する情報が自分のところに舞い込んでくる」効果のことを言います。

 

例えば、視力が急激に落ちてきたので、眼鏡のことを意識すると、(街中で眼鏡をかけている人ってこんなにいたんだ)と思うほどにメガネに関する情報が入ってくる。

 

「今日のアンラッキカラーが赤」と言われると、赤い景色ばかりが目に入ってくる。

 

そんな現象です。

 

これを機嫌の悪い人に置き換えると、「機嫌の悪い人がいるから、機嫌の悪い人が気になってしまう」のではなくて、「機嫌の悪い人を意識しているから、機嫌が悪い人が気になってしまう」ということになります。

 

なので、普段から機嫌の良い人を意識することが根本的な改善になります。

 

人前で上がらないためのメソッドの一つで、「好意的に話を聞いてくれる人を探し、その人を見て話す」というのがあります。

 

話す前からそう意識していないと、人前で話すことに自信がない人は、自分が悪くみられているのではないか、緊張していると思われているのではないか、ということで頭がいっぱいになります。

 

自分のことを冷たい目でみている人のことばかり気になってしまうのです。

 

これも「カラーバス効果」の一つで、「好意的に話を聞いてくれる人を探し、その人を見て話す」習慣を身につけた人は、みるみるうちに人前で明るく生き生きと話せるようになっていきます。

 

これを人前でスピーチだけでなく日常生活で取り入れ、機嫌の良い人に反応できるようになると、自分にもその感情が伝染してきたかのように明るく前向きに生き生きとしてきます。

 

これは「機嫌の悪い人」を無視するということではありません。

 

「機嫌の良い人」に反応する習慣を身につけた人でも気づけるような「機嫌の悪い人」は、それは本当に手を差し伸べてあげたほうがいい人かもしれません。

 

それを判断基準の一つとして、人助けに向かってみるのも良いでしょう。

 

どんな場所にも、1人くらいは機嫌の悪い人や無愛想な人がいるものです。

 

でも他人を変えることはできません。

 

そう思ったところで苦しくなるばかりです。

 

自分の意識を「機嫌の良い人」にフォーカスすることで、不機嫌人に引っ張られない・振り回されない自分を作っていきましょう。

 

機嫌の良い人は探す習慣は、見える景色を変えるほどの効果があるので、ぜひ実践してみてください。

 


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