何かに取り組むときは、自分の意志力にだけ頼ると、なかなか物事がすすまないことがたくさんあります。

 

楽できるものなら、楽をしたいと思う気持ちを持つことは人間として自然な事です。

 

これは以前にも記事で言ったことがあると思います。

 

なので、自分の意志力にだけ頼るのではなく、周囲の人を巻き込むことで行動力を上げるのです。

 

ですが周囲をも着こむとき、どのようなアクションを起こすかで、「すぐやる人」と「やれない人」では大きな差が付きます。

 

「すぐやる人」は、誰かにお願いするとき、漠然としたお願いはしません。

 

漠然としたお願いは相手を困らせることになることを知っているからです。

 

例えばアポを取って、相談に乗ってもらうとき、あなたはどのように日程調整をしていますか?

 

「すぐやる人」は3つの選択肢で相手に問いかけます。

 

「○月×日と○月△日、もしくは○月○日でどこかお時間はありませんか?」といったように、相手の予定を伺います。

 

「では○月×日でいかがでしょうか」と帰ってくるときもあれば、どの日程も予定が合わないこともあるでしょう。

 

ただ、相手にとって三択は相手のアクションを促しやすく、「○月◎日ならあいているのですがどうでしょうか」と返事が来る可能性が高まります。

 

つまり、選択肢を絞って提案することで、アポどりに成功する確率はとても高くなるという事なのです。

 

「やれない人」は、アポを取る時に、「いつが空いていますか」や「今度時間のある時にあってもらえませんか」というように、漠然とした質問を相手に問いかけます。

 

そうすると相手は選択肢が無数に与えられたことになります。

 

例えば6月中と決めるにしても30日分の選択肢があります。

 

30もの選択肢があると、人間は選択すること自体が難しくなります。

 

そうして、アクションを起こしにくくなってしまいます。

 

今では有名なセオリーとなりましたが、「選択のパラドックス」は選択肢の多さは無力感につながるといわれています。

 

また、コロンビア大学の研究によると、24種類のジャムを置く店と、6種類のジャムを置く店では、6種類の店が10倍ほどの売り上げが出るという研究結果が出ています。

 

選択肢が多いことで相手に自由を与えることができますが、一方で相手がアクションを起こしにくい状況を引き起こしてしまいます。

 

だからといって、一つに決めてしまったり2つに選択肢を絞り込みて過ぎてしまうと、相手は自由を奪われたと感じてしまって抵抗感を持ってしまいます。

 

つまり相手ときちんとアポを取りたければ、自由選択形式で相手に質問を投げかけるのではなく、3つくらいに選択肢を絞って相手に問いかけるのです。

 

そうすることによって、相手は選択肢を絞られていることで検討しやすくなり、何かしらのアクションを起こすモチベーションも高まるのです。

 

「すぐやる人」はこのことを理解しているので、相手に3つくらいの案を提示することで、相手のアクションを喚起し、相手を巻き込んでいるのです。

 

周囲を巻き込むことができれば、自然と自分もアクションを起こすようになるでしょう。

 

人を巻き込むスキルは行動力も高めてくれるでしょう!

 


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